coral_movieの小さな幸せ

新社会人の日々の小さな幸せを投稿します

クーリエ:最高機密の運び屋

皆さんこんにちわ!

本日9/24から公開 「クーリエ:最高機密の運び屋」

を鑑賞してきました。

まず一言、ベネディクト・カンバーバッチの演技力が最高!

私、ベネディクトカンバーバッチさん好きなんでですよねw

クーリエではビジネスマンとして彼が出演します。

見どころ

映画の魅力としては派手なアクションがないリアルなスパイ活動をベネディクトが演じるウィン(ビジネスマン)と共に観客が追体験する点だと思います。

具体的にはスパイ活動中、常に監視されているような演出、敵国の協力者の戦争を起こさせない強い意志に共感したウィンの決意などです。

ストーリー

気になるクーリエの大まかなストーリーですが、舞台はアメリカとソ連が核戦争をしかねない冷戦時代を背景としています。アメリカはイギリスと協力してソ連の軍事情報を得ようと企てます。

そこでスパイをソ連に送ろうと画策するのですが、アメリカもしくはイギリス政府の人間がソ連を往復していればスパイ活動が疑われてしまうので一般の素人を採用しようとします。そこで選ばれたのがイギリス人のウィン(ベネディクトカンバーバッチ)でした。彼はビジネスマンでしたのでそこまでソ連とイギリスを往復することに不自然さがないとされたためです。

物語はこのような背景を軸にストーリー展開されていきます。

その後ウィン(イギリス人)はペンコフスキー(ソ連側の内通者)と初めて接触

何度も接触する二人はお互いの家族を紹介するなどして親密になっていきます。

ウィンは素人であるため最初スパイ活動は消極的でしたが、ペンコフスキーと親密になることでウィンは彼に対して協力的になっていきます。

果たして彼らのスパイ活動はどのような終着点を迎えるのか!?

ネタバレありの感想

ここではネタバレになりますのでご了承ください。

 

 

中盤までは彼らのスパイ活動は問題なく遂行されます。ただウィンは常に監視されているプレッシャーから家族への当たりが強くなってしまいます。スパイ活動をしていてつらい気持ちを家族に打ち明けることができないため追体験している我々はつらい場面でありました。

終盤ではとうとうスパイ活動がバレてしまいます。ウィンとペンコフスキーはソ連の警察に捕まってしまうのですが、ウィンに対しての仕打ちはひどいものでした。

具体的には牢屋での生活では凍える寒さであり、食事は限られたスープのみ(スープの具材は野菜カスと動物の眼球のようなもの…)。ベットは途中没収され地べたで寝る始末また定期的な尋問などなど。この時ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)は丸坊主にされ、やせ細ります。このシーンのベネディクトの演技は人が死に近づくリアルな変貌ぶりを見せてくれました…

数十回の尋問の途中ウィンはペンコフスキーと再会しますが、彼も死にかけの状態でした。ペンコフスキーは家族を守るため真実を吐いてしまったと言いますが、ウィンがスパイ活動に協力していないと最後まで突き通したようでした。

この二人の対面のシーンは非常に感動的であり胸が熱くなる場面でした!

最終的にウィンは囚われてから2年ほどで自由の身になることができました。ペンコフスキーに関しては処刑されてしまいましたが彼の家族は難を逃れたそうです。

また彼らのスパイ活動は大きな影響をもたらしアメリカとソ連の戦争は回避することができたそうです。

やはりこの映画の魅力はリアルなスパイ活動の緊張感、ウィンとペンコフスキー二人の強い絆が非常に魅力的でありました。

みなさんもぜひ時間があれば映画館で緊張感あふれる演出とベネディクト・カンバーバッチの演技に魅了されてみてはいかがでしょうか?

今回は以上になります読んでいただきありがとうございます!